2010年5月15日土曜日

「平穏死を考える」

石飛幸三先生の著書『「平穏死」のすすめ』

医療業界の中では、
「今まで誰も言ってこなかったこと。よくぞ言ってくれた!」
と、絶賛の声が多いそうです。
安楽死・尊厳死などなど医療・介護の世界では
問題が山積のようです。

しかし、法的な整備が進んでいない中、
誰かが発信せねばならない問題だったのかもしれません。

石飛先生曰く、
「死」とは本人が決定すべきことなのは言うまでもありませんが、
本人が、決定する能力がないのなら、
家族が決定してあげなければならない。
この時家族は、決定したことを間違ったことではないと、信じてあげてください。
それが、
本人にとって悔いが残らないことになるのでは?

チューブだらけの、スパゲッティ症候群から抜け出し、
[生かされている人生]から
[意思を持って生きた人生]へと
変えていく手伝いをしたいという話でした。

なかなか、興味深い内容でした。
何が本人にとって最良な形なのか?
人それぞれの考えや思想があるわけで・・・
難しいですね (^^ゞ

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