『ポップス・ブリタニア』
ボストン・ポップス
指揮:ジョン・ウィリアムズ
ジョン・ウィリアムズといえば、ひとはまず 『屋根の上のバイオリン弾き』(1971年=アカデミー編曲賞)、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』 (1975年)の音楽がアカデミー作曲賞を受賞受賞した、映画音楽作曲家ということを思い浮かべるでしょう。
確かに、名実ともに映画音楽の第一人者で、一連のスティーヴン・スピルバーグ作品、ジョージ・ルーカス監督の映画『スター・ウォーズ』シリーズは有名です。
しかし、アメリカ合衆国ニューヨーク出身の作曲家であり指揮者でもあるのです。
ロサンゼルス・シティー・カレッジでオーケストレーションを学び、ロスに亡命していたイタリアの作曲家のマリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコに師事した後、ジュリアード名ピアノ教授ロジーナ・レヴィーンのもとでピアノの腕をみがいた。
元TOTOのメンバーで、ポピュラー作曲家、ヴォーカリストのジョセフ・ウィリアムズは息子さんです。
指揮者としては、アーサー・フィードラーの死後、空席となっていたボストン・ポップス・オーケストラの指揮者を1980年から1993年まで務め、退任後も名誉指揮者となってたびたび指揮台に立っている。
彼は、就任時には「私は有名なフィードラーのカリスマ性を継ぐつもりはない。わたしはわたしの流儀でゆく。」と宣言していました。
同オーケストラを指揮したホルストの『惑星』やガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』、自作の映画音楽など多数の録音があります。
受賞歴
・アカデミー賞 5回(作曲賞 4回・編曲賞 1回)
・アカデミー賞ノミネート45回は現役の映画人の中で最も多く、歴代2位である(アルフレッド・ニューマンと同じ回数)。
・ノミネート止まり45回は史上最多である。
・エミー賞 2回
・グラミー賞 18回
・ゴールデングローブ賞 4回
0 件のコメント:
コメントを投稿